バンコク（NNT）- 政府は選挙戦で約束したデジタルマネーのキャンペーンを開始する目標を設定し、来年初めに資金が利用可能になると述べました。
スレッタ・タワシン首相の指導の下、タイ政府は2024年2月にデジタルマネーのキャンペーンを展開する予定です。政権は現在、必要な手順やデューデリジェンスに関して、複数のセクターと協議中です。
首相は昨日、タイ銀行総裁のセタプット・スティワートナルエプット氏と会談し、彼から国の金融システムに関する提案や、世帯債務の状況について説明を受けました。
デジタルマネーのキャンペーンは、連立与党の最大勢力であるプータイ党が選挙戦で大々的に宣伝したものです。16歳以上のタイ国民は、自宅から半径4キロメートル以内にある販売者から商品を購入するために使えるデジタルマネーとして1万バーツを受け取ることができます。
プータイ党は、このキャンペーンは低迷する経済に大きな刺激を与えるとともに、国のデジタルインフラの開発を加速させると述べています。
政府は来週、議会に対して政策を発表する予定です。スレッタ氏は自らの政権下で具体的な成果を約束しました。
次回の閣議は9月13日に開催されます。憲法改正やエネルギー価格の引き下げなどが議題になる予定です。